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2017年9月18日月曜日

ワンダーウーマン見てきました(ネタバレあり)

ものすごく久々に映画を見てきました。

TOHOシネマズのマイページの記録を見たら、10ヶ月ぶりのようでした!

「ワンダーウーマン」のようなアクションものは、動画だと流し見になってしまいがちな今日この頃。

色々と話題になった作品なので映画館で見たいなと思って行ってきました。

ネタバレありなので知りたくない方はここまでにしてくださいね。

感想1:長い!

最近海外ドラマばかりなので、141分はなかなか応えました。
生まれ育った女性だけの島のシーンから始まるのですが、なかなか島を出ない!

母親が必要性がないと、ダイアナ(ワンダーウーマンの名前)になかなか武術を教えないのですが、そのくだりははっきり言っていらなかったと思います。

感想2:ガル・ガドットが美しい!

どこから見ても美しいです。
男性に媚びない美しさなのもグッド。
トレーニング意欲も湧きます。

気に入ったシーン1:

前線を突破するシーン。
止められても、ずんずん行くところ。
ここが一番感動しました。

気に入ったシーン2:

最後の戦いのシーン。
怒りをバネに力が大爆発!
スカッとします。

気に入ったシーン3:

実は黒幕が見た目に強そうでないパトリック卿が、見た目に反して強いところが妙にツボに入ってしまい、大笑いしてしまいました。
強そうじゃないのに強いのは、ある意味不気味で新鮮!

不満なところ:

なぜスティーブが死ななくてはいけないのかが???
毒ガスを積んでいる飛行機が結果的にはかなり皆の近いところで爆発していて、それだけ近くても大丈夫なら、パラシュートで飛び降りてから、無人の飛行機に爆弾を投げるとか、なんとかできたのではと思ってしまいました。

結局はダイアナよりは弱いスティーブ。

弱い男と強い女のカップルはやっぱりダメなの?
ダイアナに助けてもらえるところまでが今できることなの?
などと、妙な憶測をしてしまいました。

これからも続く風で終わったので、続きそうですが、次回はダイアナのラブロマンスも実らせてあげてほしいです。
過去の恋に生きる女とかイヤ。現役であってほしいです。

ツッコミどころも満載でしたが、久々の映画、楽しかったです!



2015年9月29日火曜日

アメリカの小児肥満を扱ったドキュメンタリー『FED UP(フェドアップ)』

ネットフリックスで、アメリカの肥満問題を扱ったドキュメンタリー『FED UP(フェドアップ)』を見ました。

国をあげて対策を取っているはずなのに、悪化する一方の子供の肥満問題。

よくよく原因を探っていくと、食品会社の姿が浮かび上がってきます。

消費減は売上減につながるので、企業としては困るというわけです。

オバマ大統領夫人も給食改革に取り組みますが、危機感を持った企業による財団に取り込まれてしまう形となります。
本当は彼女も健康的な食生活を推進したかったのだと思いますが、結局は加工食品を促進し、食べ物ではなく運動を解決策とするようなメッセージも発信することになってしまいます。

判断ができない幼少時から、あらゆるマーケティング手段により、ジャンクフードにさらされ、糖分中毒にされてしまうアメリカの子供達。

懸命に減量をしているのに、やせられない子供達の姿が痛々しかったです。
努力をしようと思っても、給食もジャンクフードだらけなので、やせられるわけがない。
減量手術を受ける15歳の少年も登場します。

見た目はやせていても、内臓脂肪が高い「かくれ肥満」状態の子供達も大勢いるとのこと。

日本もスイーツ人気が年々高まっていて、砂糖中毒の人も多いように思います。
わたしも甘いものが大好きなのですが、気をつけなくては。

結局健康のために一番いいことは加工食品を避けて料理をする!につきるんですよね。

時間もかかるし、かえって高くつくこともあるし、面倒ではありますが、もっともっと料理をしようと思いました。

2015年7月11日土曜日

歳をとるのが楽しみになる!映画『アドバンスト・スタイル そのファッションが人生』

最終日の前日に駆け込みで見てきました。

映画『アドバンスト・スタイル そのファッションが人生』

予告編だけでも驚きとワクワクに満ちていますが、実際に見て、ニューヨークのとびっきりおしゃれで元気なシニア女性のパワーをもらってきました。

60代以上のおしゃれなニューヨーカーのファッションを取り上げた、ブログ「Advanced Style」を映画化したものです。

60代から上は95歳まで!

皆さん、流行とは関係がない、自分らしい、オリジナルでクリエイティブなファッションを心から楽しんでいます。

途中テレビ局との打ち合わせシーンがあるのですが、テレビ局の女性スタッフのいでたちとのあまりの違いに驚きました。

カジュアルだけれど全く印象に残らない若い女性たちに対して、マダムたちはきらきらと輝いています。

「私は私、どうにもならないでしょ」

「人生という劇場のために毎日着飾るの」

「この歳になると本人さえよければいいと思うようになる」

などなど、名言もちりばめられています。

まだまだ恋する気満々な人も!

ファッションも素晴らしいので、写真集かDVDがほしくなりました。

そして何よりもおしゃれがしたくなりました。





2015年3月27日金曜日

映画『イミテーションゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』

映画『イミテーションゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』を見てきました。

イギリスの天才数学者が解析不能と言われたドイツの暗号機「エニグマ」の解析に挑む話で、実話に基づいています。

それほど期待せずに見ましたがとてもおもしろかったです。

発想が時代の遥か先をいっており、なかなか理解されません。
個人的にも秘密を抱え、それも当時は世の中に受け入れられず...

功績も秘密とされた彼への追悼ともいえる映画です。

何も調べずに、そのまま見たほうが楽しめる映画だと思うので、今回はネタバレなしです。


2015年3月17日火曜日

日仏合作映画 『千年の一滴 だし しょうゆ』

友人が勧めていたドキュメンタリー『千年の一滴 だし しょうゆ』が、渋谷アップリンクで公開されていると知り、行ってきました。

思っていた以上によかったです。

和食離れが進んでいるとはいえ、身近な存在である「だし」に、こんなストーリーがあるとは、知りませんでした。

だしは「作る」とはいず、「ひく」という。
自然の力をひいてくるのだそうです。

材料を取る漁師も、ただ取るのではなく、ひと手間かけて、昆布をパワーアップさせ、

鰹節職人はタイミングをはかりながら何度も鰹節を干し、音を確かめて最高の鰹節を作り、

醤油職人は「枯れ木に花をさかせましょう」と先祖代々からのおまじないの言葉をかけ、祈りながら発酵を待つ。

和食のベースとなるだしには、多くの手間がかかっているだけでなく、絶妙なタイミングと祈りも関わっていることに感動しました。

ここにあげたのはほんの一例で、他にも驚きと感動がつまった映画でした。

ふるまいだしのある回に行き、おいしいおだしもいただいてきました。

ただ、制作者の方によると、ここに描かれている世界は、危機にあるとのこと。
廃業を考えながらもなんとか踏みとどまっている方々も多いのだそうです。

また、本物のだしよりも、化学調味料の方をおいしく感じる子供たちも増えているのだとか...

何ができるのか、考えてみたいと思っています。


 

2014年12月8日月曜日

映画『LIFE!』

ベン・スティラー主演の映画『LIFE!』を、TSUTAYA DISCASで借りて見ました。

とーってもよかったので、感想をメモしておきます。

雑誌『LIFE』が廃刊になるという設定で、リストラする新しい経営幹部たちが登場。

ショーン・ペン演ずる著名な冒険写真家が最終版の表紙に、と指定した25番のネガがなぜか見つからず、窮地に立たせるのが、ベン・スティラーが演じる主人公のウォルター、ネガを管理する部門にいるさえない中年男性です。

冒険写真家は携帯も持たず世界各地で撮影を続けているので、ネガのありかを聞こうにもつかまらず、ウォルターはついに彼を追いかけて、なんとグリーランド!に旅立ちます。

ウォルターは、はた目にはさえないけれど、写真家から絶大の信頼を得ていて、温かい家族にも恵まれています。
若いころに父親を亡くし、ヨーロッパへのバックパック旅行も諦めて、ファストフード店のバイトを掛け持ちして、家族を支えてきたという苦労人。

スケボーの腕も一流だったのに、とても若いころにいろいろなことをあきらめてしまっていて、職場の気になる女性もデートに誘えない大人になってしまっています。
そのせいか数分間も別世界に行ってしまう、ひどい「空想癖」も。

地道に頑張っている人が報われるところ、夢を忘れてはいけないこと、そして何よりも「Have fun!」、楽しむこと、の大切さが詰まった映画です。

ベン・スティラーなので、笑えるところもたくさん!
一番笑ったのがグリーランドでのエピソード。

グリーンランド、アイスランド、アフガニスタン、ヒマラヤ、と各地の絶景も素晴らしいです。

そして、ショーン・ペンがかっこよすぎる!
大切にすべきものをわかっている、本質が見える人なのです。

同じ映画を二回見ることはほとんどないのですが、これはまた見たい映画リストに入りました。






2014年10月13日月曜日

東京ごはん映画祭 ごはんつき上映会 『Finding Gaston』 x Zurriola

昨年行きそびれてしまった東京ごはん映画祭。

今年はごはんつき上映会に行くことができました!!

映画上映は主にシアターイメージフォーラムで行われますが、ごはんつき上映会は表参道ヒルズ地下でした。同じ会場でごはんマルシェやミニワークショップも行われ、一部レストラン上映もあります。

私が行った会は、サンセバスチャン国際映画祭との提携を記念して、ごはんは麻布十番のスパニッシュレストランZurriola(スリオラ)のモダンスパニッシュのランチボックス。

映画はサンセバスチャン国際映画祭TOKYO GOHAN AWARD最優秀作品の『Finding Gaston』

ここ数年世界的にペルー料理が流行りですが、その火付け役となったガストン・アクリオを3年間追ったドキュメンタリーです。

映画祭のオープニング作品だったこともあり、サンセバスチャン国際映画祭のディレクターとスリオラのシェフも参加してのトークショーもありました。

ペルー料理が注目されることにより、国民も自分の文化に自信を持っているということは全く知らず、感動しました。

またこのガストンさんがいい人なんです。

食材を提供してくれる漁師さん、農家の方々への尊敬の念が素晴らしい!

彼らが利益を得られるようレストランとの直接売買の方法を模索したり、仕入れ先のみなさんをレストランに招待したり...

もとは政治家の家に生まれ、家族の反対を押し切りヨーロッパで料理修行。
国に恩を返したいという一心で、当初はフランス料理を提供していたのを少しずつペルーの食材、ペルーの料理を増やしていきます。

海外でペルーのパスポートが信用されずに悔しい思いをしたこともあったそう。

ペルーの豊かな食文化を発信するガストンは国民にとても愛されているのだそうです。

ペルー料理、一度六本木のナスカでいただきましたが、また是非食べに行こうと思います。

映画で特に好きだったのはキヌアを作っている民族衣装姿の女性たち。
いい笑顔なんです。

そして衣装がとーってもかわいい。
晴れの姿というわけでもなく、あの格好で農作業をしているんです。
ピンクのスカート、かわいかったー!

映画祭は10/24までですが、この映画が見られるのは、あとは10/19のみです。
(シアターイメージフォーラムにて)

今後の日本での上映予定もわかりませんし、こういう映画こそ映画祭で見たいものです。


<Finding Gaston予告編>



<トークショーの様子>

サンセバスチャン国際映画祭が開催されているバスク地方は独自の食文化に誇りを持っているのだそう。

豚肉を多用するのはイスラム教徒を排除するためだったとか!


<モダンスパニッシュランチボックス>

特に期待していなかったのですが、とーてもおいしかったです!

左から2つめのミニバーガーのようなものは「ポカティージョ」というサンドイッチで、間には分厚い卵焼きが。
これよくある具なんだそうです。



ドリンク券が一杯分つきます。
わたしはスパニッシュワインの「チャコリ」をいただきました。





2014年6月23日月曜日

ショートムービー Yuki Saito監督作品 『あのときのFlavor』

ショートムービー Yuki Saito監督作品 『あのときのFlavor』を見ました。


ネスレが運営している「ネスレシアター」で公開されています。
他にもいろいろなムービーがあるようで、おもしろそう!
ネスレ会員にはずっと登録していますが、このセクションは知りませんでした。

さて、『あのときのFlavor』

豪華キャストです。

ブロードウェイでの成功を目指し渡米をする娘のミサキ役に芦名星。
奥田瑛士と宮崎美子が両親役。

でも主役はコーヒーです。

正確に言うと、二杯のコーヒーを通して、交わされる思い。

一杯目は、娘が大きな夢を抱いて、ニューヨークに旅立つとき。

二杯目は、失意の帰国後、父の思いを知った娘が、また挑戦をするために再出発するとき。

二杯目の方がおいしそう(笑)

両方ともミサキにとっては忘れられない一杯です。
その理由は、見てのお楽しみ。

忘れられない一杯、自分にはあるかなあと、ちょっと昔を振り返りたくなります。

映画はこちらから↓
http://nestle.jp/entertain/nestle_theater/index_flavor.php

2014年1月31日金曜日

映画『アメリカン・ハッスル』

初日1000円の恩恵にあずかって見てきました。

『アメリカン・ハッスル』

10部門もノミネートされていて、今年のアカデミー大本命映画です。

いやー、おもしろかった!期待以上でした。

70年代にあった政治スキャンダルをベースにしています。

犯罪者に捜査に協力させるという、アメリカのドラマや映画では珍しくないパターンですが、ストーリー、登場人物のキャラクターともになかなか複雑で、目が離せません。

笑いどころも満載です。

70年代のファッションや髪型がまたなんともおかしい。
素敵なんですけどね。

女性だけでなく、男性もヘアスタイルが出来上がるまでにかなり手間隙かけています。

私が断然気に入ったのが、ジェニファー・ローレンス演じるロザリン。
主人公の天才詐欺師の妻役です。

この方が一番ぶっ飛んでいらっしゃいます(笑)

彼女が「007 Live and Let Die」を熱唱するシーンは、私の「嫌なことがあったら見たいシーン」リストに追加されました。

情緒不安定でちょっとおばかという設定なのですが、本質を見抜く力がすごいというか、直感力ありまくり。

そして誰にも制御不能、予測不能。

またオスカー取ってほしいな。

あとは、ブラッドリー・クーパーの負け犬っぷり。
初めてこの人を『そんな彼なら捨てちゃえば?』で見た時はなんてイケメンなんだろうと思いましたが、『世界にひとつのプレイバック』とこの作品で、負け犬を演じさせたらピカイチ!という評価に変わりました。

詐欺師を演じるクリスチャン・ベールのお腹にも驚きました。
立派すぎる太鼓腹!
バットマンが泣きます。いやー、やっぱり太ってはいけません。

でも憎めないキャラをよく演じていました。

シドニー、ロザリン、と一筋縄で行かない女性を愛するところや、義理人情に厚いところもグッド。

エイミー・アダムスも頑張っていたのですが、ややインパクトに欠ける印象でした。
この方愛らしい美人顔なので、いっちゃった感がない気がします。
でもエイミー最高!という方もいるようなので、好き好きなのだと思います。
私はジェニファー・ローレンス派です。

ハイライトはパーティーに皆が集結するシーン。

ここはまたDVDでじっくり見たいです。

あー、おもしろかった!





2014年1月7日火曜日

映画館のない国サウジアラビアの女性監督作品『少女は自転車にのって』

映画始めです。

『少女は自転車にのって』

岩波ホールは数年ぶり!

自転車がほしいおてんば娘のストーリー。

映画館もないぐらい保守的な国なので、おてんばでいるだけで、問題児扱い。
しょっちゅう怒られるのですが全く気にする様子もない、のびのびとしたちゃっかり娘。

母親は超美人!なのですが、男の子が生まれないので、義母が第二夫人を選んでいる模様...
ハンサムなお父さんはたまにしか家に帰らず、家にあまりお金も入れておらず...

女性であるが故にやってはいけないことが多いお国柄なので驚くことが多いですが、これからはワジダちゃんのようなパワフルな女の子がどんどん出てくるのではないかと思えてきます。

女性が運転することも法律で禁じられている国ですが、抗議の一斉ドライブが起こったり、女性の雇用促進が始まって下着店にもやっと女性販売員が採用されるようになったり、前には進んでいるようです。

そういった社会状況に興味がなくても、元気をもらえるいい話です。

上映は2/7まで。





2013年12月31日火曜日

インド映画『スタンリーのお弁当箱』

iTunesで見ました。

『スタンリーのお弁当箱』

踊りなしで短いとインド映画らしからぬところがいいという前評判の映画。
食べ物がおいしそう東京ごはん映画祭でも上映していましたが、結局行かれず、やっと見ました。

期待通りのよい作品でした。

家庭の事情でお弁当を持って来れないスタンリーに辛く当たる意地悪教師がいて...という話なのですが、なんと意地悪教師を演じているのが監督。そしてスタンリー役は実の息子さん!

来日した際のインタビュー動画を見たら、実物の監督さんはなんとも丁寧で美しい言葉を使う方。
意地汚くて子供たちから冷たい視線を浴びる嫌な先生を見事に演じています。

息子さんは日本の天才料理少女のお弁当に目を輝かせていて、表情豊かでかわいい。

スタンリー君だけではなく、他の子供たちもみんなとーってもかわいい。

ワークショップと称し、毎週集まって撮影され、子供たちは最後まで映画になるとは知らなかったとか。
自然な表情が素晴らしいです。

子供たちの友情にもじーんとします。
お弁当を持って来れないスタンリーへの気遣いが素晴らしいです。
そして厳しい環境にありながらも明るいスタンリー君がとにかくけなげ。

でもこの映画は単なる友情物語ではなく、インドの児童労働を世界に知らしめる映画でもあります。
最後に携帯のSMSで寄付できるプログラムも紹介されます。(日本ではできないようです)

それからお腹がすく映画!
各家庭のお母さんがお弁当を作るシーンが一番おいしそう。
愛情がたっぷり入っているのが伝わってきます。

インドのお弁当というと、お弁当配達システム「ダッバーワーラー」を思い出しますが、この映画の子たちは自分で持ってきているようでした。

ついでにダッバーワーラーについて改めて調べたら、ほとんど間違えないのだとか!
いい加減な国でそれはすごい!
食べることをいかに大切に思っているかということなのでしょうか。

そういえば知人のフランス人がフランス人は食事の時間には遅れないと言っていましたが、それと似ているのかな、とも思ったり。

見終わったらインド料理が食べたくなること請け合いです。





2013年10月14日月曜日

映画『マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ』

日本再創刊となったハーパーズバサーの創刊イベントの試写会に呼んでいただきました。

伊勢丹での創刊イベントにも参加したので、その様子もまたいずれ。

3本の映画の中から私が選んだのは、『マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ』

カリーヌ・ロワトフェルドが10年勤めたヴォーグ仏版を離れ、新しい雑誌を創刊する様子を描いたドキュメンタリーです。

アメリカのヴォーグの編集長のアナ・ウィンターは知っていましたが、カリーヌのことはよく知りませんでした。

アナ・ウィンターのドキュメンタリー『ファッションが教えてくれること』も見ましたが、アナがかなり独善的なのに対し、カリーヌはリーダーシップを取りながらも協業するのが得意な印象で、人としてとても魅力的だと思いました。

それにとにかく自分が楽しそう。

いろいろと困難もあるのですが、雑誌は成功し、ハーパーズバザーのグローバルファッションディレクターにも就任します。

カール・ラガーフェルド、トム・フォードらとも相互に影響し合う仲で、彼ら2人やその他のセレブの素顔も見られて、おもしろかったです。

自分のことをフランス的と言っていましたが、お父さんがロシア人、ご主人もロシア人。
息子の名前もロシア風。
ウクライナ系だけれどもロシア文化をこよなく愛する友人のことを思い出しました。
その友人は現在イギリス在住ですが、一時パリにはまって、ロシア系フランス人たちと親しくしていて、そんなコミュニティーがあるのだなあと驚いたものです。

かなりの努力家でもあって、59歳なのに一年がかりでトレーニングをして、180度開脚ができるようになったのにはびっくり!(しかも縦開脚!)
素敵な人です。

日本では来春2014年4月公開。
かなり早く見られてとてもうれしかったです!
ハーパーズバザーに大感謝!





2013年9月3日火曜日

映画『フード・インク』『ありあまるごちそう』

これもU-NEXTで見ました。

まずは『Food Inc』

少し古いですが、エミー賞受賞、アカデミー賞ノミネートの、全米で話題になった映画。

工業化された食の生産の現場に警鐘を鳴らしています。

印象的だったのは、ヒスパニックの家族の話。

毎朝1ドルのダラーメニューをドライブスルーで買う家族。4人で12ドル弱。
体に悪いとわかっていても、野菜は高くて買えない...
父親は糖尿病で、下の娘も糖尿病予備軍。
薬を買ったらいいのか、野菜を買ったらいいのか、と悩む母親...

他にも、親会社からの圧力で中を見せることが許されない養鶏場、牛肉のO157汚染で子供を亡くし、食の安全の法制化に向け奔走する母親などが出てきます。

『ありあまるごちそう』は舞台がヨーロッパ。

メッセージは同じです。

のどかな農業の風景が残るルーマニアでも作られているのは在来種ではなく、見た目はいいが風味の劣る交配種。
飢えている人がたくさんいるのにウィーンで日々大量に廃棄されるパン。
3000kmかけて運ばれてくるトマト。

両方の映画とも悪名高きモンサントにつながりますが、ここでは遺伝子組み換えの危険性にまでは触れられていません。

見ていて気が滅入るのですが、Food Incの最後には、実は消費者が力を持っているというメッセージが出ます。

「一日に三回、食事の度に、選択することができる」というメッセージ。

わたしがニューヨークで食べたオーガニックソイヨーグルト、Stonyfieldの創設者も、もとは筋金入りの運動家だったのが消費を通じて巨大企業を変えたのには勇気づけられます。

Stonyfieldは、今や全米3位のヨーグルトメーカーになり、ウォルマートにまで置かれるようになっています。
昔の仲間からはウォルマートと手を組むなんて!と言われるそうですが、確かに彼の言うよう、ウォルマートにオーガニックコーナーができるなど、消費者の意向が変わってきているのも事実。

日々の買物の際、この食べ物はどこから来たのか?、ちゃんと意識したいと思います。




2013年9月1日日曜日

映画『新しい人生のはじめかた -Last Chance Harvey-』

これもUNEXTで見ました。

ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンによる大人の恋物語。

ダスティン・ホフマンは72歳だそうですが、若い!
エマ・トンプソンも50代で、40代の役。違和感がありません。

冒頭の2人がそれぞれの世界で孤独感や居心地の悪さを感じている様子がよく描けています。

うるっとくるシーンもあって、よい映画でした。





2013年8月31日土曜日

映画『100,000年後の安全』

放射性廃棄物をテーマにしたドキュメンタリー映画、『100,000年後の安全』

U-NEXTで見ました。
(WiMAXを契約したら、2ヶ月間無料体験がついてきた)

日本では震災を機に上映が早まり、全国で上映されたとか。

舞台はフィンランドの放射性廃棄物の処理場。

硬い地盤を深く掘って、放射性廃棄物が無害になる10万年後まで安全に保管できる、という論理なのですが、10万年後に人類がまだ存在しているのか、地球環境がどうなっているか、と想定できないことばかり...
今まで10万年もった建造物もありません。

10万年後の人類に危険だと知らせることができるのか、いろいろな方向から問う監督に、関係者はしどろもどろ。

「危険とわかるはず」「現代と同じレベルの技術がない限り掘ることもできない」という意見がある一方、宝物だと思い掘り起こす可能性を指摘する人も。

フィンランド語をはじめ、現在使われている言葉が通じない可能性が高く、ムンクのような不快感を感じる絵を置くといいのでは、と主張する人も。
しかし、過去に人類は、ルーン石碑の「触れるな」という警告を完全に無視もしており、結論としては、わからない、ということ。

あまりにも先のことで、想定もコントロールもできないのですが、明らかに有害となるものを残すようなことをしてはいけないよなあ、と思いました。

放射性廃棄物だけでなく、燃えないゴミだってそうですよね。

持続可能な社会について考えさせられるよい映画でした。

物を考える時は慎重に、エネルギーの使い方もよく考えるようにしたいです。

2013年5月24日金曜日

映画『アイアンマン3』

そういえば『アイアンマン3』も見ていました。

アイアンマンはアベンジャーズがお初。
それでもついていけちゃうのがヒーローもののよいところ。

本当に本当に窮地に立たされるトニー・スターク...
ペッパーも大変なことに。

それでももちろん大丈夫なのですが、本作品の注目ポイントは、個人的にはベン・キングズレー。

私の一番好きな映画『ガンジー』でアカデミー主演男優賞を受賞した名優。

悪役で、最初はシリアスに怖いのですが、後半一転コミカルに。

こんな役もはまり役のように演じられてしまう演技力(笑)

本人に触れたセリフもあったのに誰も反応していなかったので、きっとみんなただのおもしろいおじさんだと思っていたのでしょう。

その他の注目ポイントは、グウィネスのお腹。割れてる!
鍛えてるんですね...
なぜか人に好かれないグウィネスですが、40越えでヒロインができるところはリスペクトです。
ただ、男性から見ても全くセクシーではないそうなので、そもそもなぜキャスティングされているのかが謎。

ま、やられっぱなしでなく、 なにげに強かったので、よしとしましょう。
(強いヒロインが好き)

映画『華麗なるギャツビー』(2013)

カンヌで3D上映され話題になっている『華麗なるギャツビー』

試写会で一足早く観ることができました!

3Dではありませんでしたが、パーティーシーンは期待通りの華やかさでした。

ひとコマひとコマがVOGUEの特集ページのような美しさ。
どこを切り取っても絵になる。

美しい男ギャツビーはディカプリオ。

ロバート・レッドフォードと違って、誰もが認める美男子ではありませんが、全身が映されると、この人、長身、小顔でなんともかっこいい。
動くとよくて、映像向き。
顔が全く好みではないので、レオ様現象も理解ができてなかったのですが、初めて彼の魅力がわかった気がします。

執着心が激しく、強いコンプレックスがある人間臭いギャツビーです。

トビー・マグワイアはいつも通り彼自身のまま。
他のキャスティングはよかったので、ここは違う人でもよかったと思います。

デイジー役のイギリス女優は純粋そうで結局はとてもずるい女性のギャップをよく表現していました。
彼女がギャツビー邸のパーティーに着ていくドレスがとにかく素敵!

ティファニー、プラダ、ミュウミュウ、ブルックスブラザーズとのコラボも見所の映画。

アメリカ文学の映画化というよりはショーのよう。
これはこれでいいのですが、何年後かに再度観ることはなさそう。
今観る映画ですね。

ロバート・レッドフォードxミア・ファロー版がまだ観たくなりました。

2013年5月20日月曜日

映画『カルテット!人生のオペラハウス』

ダスティン・ホフマンの初監督作品。『カルテット!人生のオペラハウス』

空き時間に見たのですが、よかったです。

引退した音楽家が暮らすイギリスのホームが舞台。

一般的な老人ホームと違って、イギリスらしい素敵なお屋敷で優雅な生活です。

オペラに携わった人が多く、現役時の名声に応じて、部屋や朝食の席が違うのも、階級社会のイギリスっぽい。

発表会に向けて練習をしたり、子供たちが講義を受講しにきたり、音楽に満ちあふれているのもこのホームならではです。

毎日いろいろなことが起こるのですが、大スターのジーン・ホートンが入居し、さらにドラマチックな展開に。
かつてのライバルや離婚した元夫がいるので、摩擦が起きまくります。

イギリスの名優たちが好演していて、安心しながらもプチ感動できるよい映画でした。

2013年5月2日木曜日

映画『リンカーン』

ちょっと退屈という評判ではありましたが、ダニエル・デイ・ルイスの演技が気になったので、見てきました。

リンカーンの最後の3ヶ月間を描いた映画です。

上映前に当時の時代背景をスピルバーグが語る短い動画が流れました。
アメリカ人と理解のレベルが違うでしょうからこれは親切。

知らないことも多く、自然に感動できました。

廃止の法案を通すまでの駆け引きにハラハラドキドキ。

人道的観点ではなく戦争や政局と密接に関わっていた奴隷解放。

映画の中ではリンカーンは奴隷解放に強い思い入れがあったように描かれていますが、実際はインディアンを徹底的に迫害したり、どちらかというと人種差別主義者であったとも言われています。

世界の三大悪妻と言われているメアリーの描かれ方も興味深かったです。

メアリーを演じたサリー・フィールドの演技も素晴らしかった!
この人も本当に名優。
トミー・リー・ジョーンズもいいです。

自分の不幸にとらわれてしまっていたり、ちょっとどうかと思うところもありますが、リンカーンの理解者であったこと、深くリンカーンのことを思っていたように描かれています。

残念ながら、このような映画の常で、誇張や史実と異なる描写があるようです。

ドラマチックな演出として誇張はまだ許せるにしても、なぜ明確な嘘を脚本に入れてしまうのか、いつも理解に苦しみます。
今回の場合は、実在の議員の法案への賛成と反対が違うとか...

スピルバーグもかなり思い入れのあった作品だったはずなので、こういうところで味噌がつなかいようにしてほしかったです。

名優たちの演技を楽しむ映画としてとてもよかったです。

2013年4月11日木曜日

『最強のふたり』

見逃していた『最強のふたり』をレンタルで見ました。

思っていたよりもずっとよかったです。

首から下が麻痺した大富豪フィリップとスラム街出身の介護係ドリスの絆を描いています。

展開は予想できても、映画の進行とともに絆の深まりに感動できる映画。
実話をベースにしているというのもすごい。

すべての出会いを大切にしたくなります。

ドリス役のオマール・シーは元々コメディアンで、この映画の出演をきっかけにオファー殺到中だそう。