2013年9月3日火曜日

映画『フード・インク』『ありあまるごちそう』

これもU-NEXTで見ました。

まずは『Food Inc』

少し古いですが、エミー賞受賞、アカデミー賞ノミネートの、全米で話題になった映画。

工業化された食の生産の現場に警鐘を鳴らしています。

印象的だったのは、ヒスパニックの家族の話。

毎朝1ドルのダラーメニューをドライブスルーで買う家族。4人で12ドル弱。
体に悪いとわかっていても、野菜は高くて買えない...
父親は糖尿病で、下の娘も糖尿病予備軍。
薬を買ったらいいのか、野菜を買ったらいいのか、と悩む母親...

他にも、親会社からの圧力で中を見せることが許されない養鶏場、牛肉のO157汚染で子供を亡くし、食の安全の法制化に向け奔走する母親などが出てきます。

『ありあまるごちそう』は舞台がヨーロッパ。

メッセージは同じです。

のどかな農業の風景が残るルーマニアでも作られているのは在来種ではなく、見た目はいいが風味の劣る交配種。
飢えている人がたくさんいるのにウィーンで日々大量に廃棄されるパン。
3000kmかけて運ばれてくるトマト。

両方の映画とも悪名高きモンサントにつながりますが、ここでは遺伝子組み換えの危険性にまでは触れられていません。

見ていて気が滅入るのですが、Food Incの最後には、実は消費者が力を持っているというメッセージが出ます。

「一日に三回、食事の度に、選択することができる」というメッセージ。

わたしがニューヨークで食べたオーガニックソイヨーグルト、Stonyfieldの創設者も、もとは筋金入りの運動家だったのが消費を通じて巨大企業を変えたのには勇気づけられます。

Stonyfieldは、今や全米3位のヨーグルトメーカーになり、ウォルマートにまで置かれるようになっています。
昔の仲間からはウォルマートと手を組むなんて!と言われるそうですが、確かに彼の言うよう、ウォルマートにオーガニックコーナーができるなど、消費者の意向が変わってきているのも事実。

日々の買物の際、この食べ物はどこから来たのか?、ちゃんと意識したいと思います。




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