初日1000円の恩恵にあずかって見てきました。
『アメリカン・ハッスル』
10部門もノミネートされていて、今年のアカデミー大本命映画です。
いやー、おもしろかった!期待以上でした。
70年代にあった政治スキャンダルをベースにしています。
犯罪者に捜査に協力させるという、アメリカのドラマや映画では珍しくないパターンですが、ストーリー、登場人物のキャラクターともになかなか複雑で、目が離せません。
笑いどころも満載です。
70年代のファッションや髪型がまたなんともおかしい。
素敵なんですけどね。
女性だけでなく、男性もヘアスタイルが出来上がるまでにかなり手間隙かけています。
私が断然気に入ったのが、ジェニファー・ローレンス演じるロザリン。
主人公の天才詐欺師の妻役です。
この方が一番ぶっ飛んでいらっしゃいます(笑)
彼女が「007 Live and Let Die」を熱唱するシーンは、私の「嫌なことがあったら見たいシーン」リストに追加されました。
情緒不安定でちょっとおばかという設定なのですが、本質を見抜く力がすごいというか、直感力ありまくり。
そして誰にも制御不能、予測不能。
またオスカー取ってほしいな。
あとは、ブラッドリー・クーパーの負け犬っぷり。
初めてこの人を『そんな彼なら捨てちゃえば?』で見た時はなんてイケメンなんだろうと思いましたが、『世界にひとつのプレイバック』とこの作品で、負け犬を演じさせたらピカイチ!という評価に変わりました。
詐欺師を演じるクリスチャン・ベールのお腹にも驚きました。
立派すぎる太鼓腹!
バットマンが泣きます。いやー、やっぱり太ってはいけません。
でも憎めないキャラをよく演じていました。
シドニー、ロザリン、と一筋縄で行かない女性を愛するところや、義理人情に厚いところもグッド。
エイミー・アダムスも頑張っていたのですが、ややインパクトに欠ける印象でした。
この方愛らしい美人顔なので、いっちゃった感がない気がします。
でもエイミー最高!という方もいるようなので、好き好きなのだと思います。
私はジェニファー・ローレンス派です。
ハイライトはパーティーに皆が集結するシーン。
ここはまたDVDでじっくり見たいです。
あー、おもしろかった!
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