昨年行きそびれてしまった東京ごはん映画祭。
今年はごはんつき上映会に行くことができました!!
映画上映は主にシアターイメージフォーラムで行われますが、ごはんつき上映会は表参道ヒルズ地下でした。同じ会場でごはんマルシェやミニワークショップも行われ、一部レストラン上映もあります。
私が行った会は、サンセバスチャン国際映画祭との提携を記念して、ごはんは麻布十番のスパニッシュレストランZurriola(スリオラ)のモダンスパニッシュのランチボックス。
映画はサンセバスチャン国際映画祭TOKYO GOHAN AWARD最優秀作品の『Finding Gaston』
ここ数年世界的にペルー料理が流行りですが、その火付け役となったガストン・アクリオを3年間追ったドキュメンタリーです。
映画祭のオープニング作品だったこともあり、サンセバスチャン国際映画祭のディレクターとスリオラのシェフも参加してのトークショーもありました。
ペルー料理が注目されることにより、国民も自分の文化に自信を持っているということは全く知らず、感動しました。
またこのガストンさんがいい人なんです。
食材を提供してくれる漁師さん、農家の方々への尊敬の念が素晴らしい!
彼らが利益を得られるようレストランとの直接売買の方法を模索したり、仕入れ先のみなさんをレストランに招待したり...
もとは政治家の家に生まれ、家族の反対を押し切りヨーロッパで料理修行。
国に恩を返したいという一心で、当初はフランス料理を提供していたのを少しずつペルーの食材、ペルーの料理を増やしていきます。
海外でペルーのパスポートが信用されずに悔しい思いをしたこともあったそう。
ペルーの豊かな食文化を発信するガストンは国民にとても愛されているのだそうです。
ペルー料理、一度六本木のナスカでいただきましたが、また是非食べに行こうと思います。
映画で特に好きだったのはキヌアを作っている民族衣装姿の女性たち。
いい笑顔なんです。
そして衣装がとーってもかわいい。
晴れの姿というわけでもなく、あの格好で農作業をしているんです。
ピンクのスカート、かわいかったー!
映画祭は10/24までですが、この映画が見られるのは、あとは10/19のみです。
(シアターイメージフォーラムにて)
今後の日本での上映予定もわかりませんし、こういう映画こそ映画祭で見たいものです。
<Finding Gaston予告編>
<トークショーの様子>
サンセバスチャン国際映画祭が開催されているバスク地方は独自の食文化に誇りを持っているのだそう。
豚肉を多用するのはイスラム教徒を排除するためだったとか!
<モダンスパニッシュランチボックス>
特に期待していなかったのですが、とーてもおいしかったです!
左から2つめのミニバーガーのようなものは「ポカティージョ」というサンドイッチで、間には分厚い卵焼きが。
これよくある具なんだそうです。
ドリンク券が一杯分つきます。
わたしはスパニッシュワインの「チャコリ」をいただきました。
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