2015年9月29日火曜日

アメリカの小児肥満を扱ったドキュメンタリー『FED UP(フェドアップ)』

ネットフリックスで、アメリカの肥満問題を扱ったドキュメンタリー『FED UP(フェドアップ)』を見ました。

国をあげて対策を取っているはずなのに、悪化する一方の子供の肥満問題。

よくよく原因を探っていくと、食品会社の姿が浮かび上がってきます。

消費減は売上減につながるので、企業としては困るというわけです。

オバマ大統領夫人も給食改革に取り組みますが、危機感を持った企業による財団に取り込まれてしまう形となります。
本当は彼女も健康的な食生活を推進したかったのだと思いますが、結局は加工食品を促進し、食べ物ではなく運動を解決策とするようなメッセージも発信することになってしまいます。

判断ができない幼少時から、あらゆるマーケティング手段により、ジャンクフードにさらされ、糖分中毒にされてしまうアメリカの子供達。

懸命に減量をしているのに、やせられない子供達の姿が痛々しかったです。
努力をしようと思っても、給食もジャンクフードだらけなので、やせられるわけがない。
減量手術を受ける15歳の少年も登場します。

見た目はやせていても、内臓脂肪が高い「かくれ肥満」状態の子供達も大勢いるとのこと。

日本もスイーツ人気が年々高まっていて、砂糖中毒の人も多いように思います。
わたしも甘いものが大好きなのですが、気をつけなくては。

結局健康のために一番いいことは加工食品を避けて料理をする!につきるんですよね。

時間もかかるし、かえって高くつくこともあるし、面倒ではありますが、もっともっと料理をしようと思いました。

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