2013年5月26日日曜日

プライベートプラクティス シーズン4

プライベートプラクティス シーズン4を見終わりました。

これもアメリカで買ってきたアメリカ版です。

ゆっくり見るつもりが、このシーズンはとてもよくて、一気にみてしまいました。

シャーロットがレイプされるという衝撃的な事件が中心となっていて、今までの大人の恋愛モードから一転、社会派ドラマになっています。

ボーナス映像では支援団体と連携してエピソードを作り上げたこと、シャーロットを演じているケイディー・ストリックランドがライフワークとして積極的に政治的にも活動をしていることが紹介されていて、とても感動をしました。

ここからは多少ネタバレです。

シャーロットは最初はレイプをなかったことにしようと 、警察にも強盗と言い続け、アディソン以外には真実を語りません。

強い女性の代表のようなシャーロットが犯人を野放しにするなんて、と思う人もいると思いますが、被害者として見られたくない、あったことは忘れて元の強い自分に戻ろうとする強い態度が胸を打ちます。
  
その後いろいろあって、結局は公にし、時間をかけて立ち直って行くのですが、彼女の場合はそのプロセスが必要だったと思うし、そのプロセスはひとり一人違う。
そういった意味で現在のレイプに関わる制度や社会の認識に大きな疑問を投げかけていて、全米で大反響だったというのもよくわかります。

女性に対する性犯罪は絶えることがなく、過去に組織的に行われた従軍慰安婦制度に対しても女性の観点からはぞっとするような意見を言う人がまだ多くいます。
生身の人間が関わっていて、ひとり一人に忘れることのできない傷を心身ともに与えたことをまずは考えてほしいと思います。

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