後日談はこちらをどうぞ👉「遅延型アレルギーをほぼ克服!わたしが行なった2つのこと。」
昨年の11月に、遅延型アレルギー検査を受けてきました。
遅延型アレルギーとは、「隠れアレルギー」ともいわれ、食後数時間から数週間後に症状が出るため、わかりづらいとされています。
きっかけは時折出る手湿疹。
数年前にかなりひどくなり、そのときはマクロビオティックで治ったのですが、その後もちょこちょこ出て、また1年前から悪化...
ロンドンに行った際もあまり調子がよくなく、お酒を控えていたのに治らず...
パンは結構食べていたので、もしかして小麦が怪しいのでは、と思い始め、ついに検査を受ける決意をしました。
同時に即時型のアレルギー検査も受けましたが、そちらの結果は、ハウスダストが高めだった以外は何も異常なし。
遅延型アレルギー検査はそれから2~3週間で結果が出ました。
海外に送っているようです。
ネットでキットを取り寄せて、自分で血液を採取し、送るという方法もありますが、私は、説明をきちんと受けたかったので、実施しているクリニックへ行ってきました。
さて、結果。
疑っていた小麦は高めでしたが、数日に一度は食べてよいというレベル。
乳製品、卵、キドニービーンズ、さやいんげんなどが、完全除去を勧められる食品でした。。。
そういえば、ロンドンでも、ギリシャヨーグルトの大きなパックを買って、毎日ベリーと一緒にたーっぷりいただいていました。。。
治らないわけです。。
ここからは詳しい結果です。
まずは、肉。
卵、特に卵黄が高いです。。。
一番食べる機会の高い鶏肉も低反応ですが、出ています。
続けて野菜。
ここは若干もやしが高い以外は、ほぼセーフ。
乳製品は全般的に高いです。
シーフードは低め。
一番高いカキは昔中ってから食べられなくなってしまったので、別にいいかな、と。
スパイスでは、大好きなショウガが一番高い。
まだ安全地帯ですが、好きなものやよく取っているものの数値は上がることもあるそうなので、取りすぎに注意したいと思います。
一番衝撃的だったのがこの「ナッツ・穀物」カテゴリー。
小麦は想定内でしたが、キドニー豆やさやいんげんは、まったく疑っていなかったので、本当に驚きました。
一時期ベジタリアン生活だったので、キドニービーンズは結構食べているかもしれませんが、さやいんげんはそんなに食べた記憶もなし。
地味ながら、意外と強い食べ物なのかもしれません。
フルーツは、予想通り、キウイが高反応。
キウイで昔唇が腫れ、検査を受けたことがあるのですが、当時は即時型アレルギー検査しかなかったため、反応が出ず、皮膚に触れるといけないのではないか、ということになっていました。
大好きなので、一生懸命口を大きくして食べていたのですが、やはり隠れアレルギーだったというわけです。
その他では、イーストが。。。
パンは、小麦+イーストになるので、やっぱりよくないことがわかりました。
コーヒーや緑茶の項目があることに驚きましたが、実際出る人もいるようです。
クラス1以上の食品は、4日間ローテーション食ガイドラインに、入れられています。
結局は同じものばかり食べないことがポイントだそうです。
現在高いものも、半年ぐらい完全除去すれば、数値が下がることもあるとか!
逆に、今低いものでも、過剰に食べていれば、数値が上がってしまうこともあるということです。
予想してたとはいえ、小麦が出てしまったのはショックでしたが、しばらく小麦、卵、乳製品を減らしたら、手の方はすぐによくなりました。
検査は3万円ぐらいするのですが、私は受けてよかったです。
ちょっと高いなと思う人は、気になる食材を一週間ぐらい完全に抜き、また食べたときの反応をよく観察する、という方法もあるそうです。
ただ、遅延型の場合は、すぐに反応が出ないことも多いので、食事日記をつけるなど、よく観察する必要がありそうです。