今シーズンのMETライブビューイング、全制覇を狙っています。
2作目はショスタコーヴィチの『鼻』
現代音楽です。
鼻が自分の顔を離れて社会的地位を確立していく、というなんとも奇想天外なゴーゴリの小説が原作。
アーティストのウィリアム・ケントリッジさんがMETに演出を依頼された際、この作品を選んだのだとか。
とにかく奇想天外!
意外な驚きに満ちていて、とても楽しかったです。
困惑する鼻の持ち主に対し、いきいきと自由を満喫する鼻がなんともかわいらしいのです。
現代音楽とオペラの相性がいいこともうれしい発見。
3500円だから見に行こうと思えた変わった作品でしたが、本当に見に行ってよかったです。
ちょっと残念だったのは、せっかくのライブビューイングなのに、演出家のインタビューと司会による簡単な紹介以外特別映像がなかったこと。
2時間ちょっとであっという間でした。
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