今シーズンのMETライブビューイング、全制覇を狙っています。
2作目はショスタコーヴィチの『鼻』
現代音楽です。
鼻が自分の顔を離れて社会的地位を確立していく、というなんとも奇想天外なゴーゴリの小説が原作。
アーティストのウィリアム・ケントリッジさんがMETに演出を依頼された際、この作品を選んだのだとか。
とにかく奇想天外!
意外な驚きに満ちていて、とても楽しかったです。
困惑する鼻の持ち主に対し、いきいきと自由を満喫する鼻がなんともかわいらしいのです。
現代音楽とオペラの相性がいいこともうれしい発見。
3500円だから見に行こうと思えた変わった作品でしたが、本当に見に行ってよかったです。
ちょっと残念だったのは、せっかくのライブビューイングなのに、演出家のインタビューと司会による簡単な紹介以外特別映像がなかったこと。
2時間ちょっとであっという間でした。
2013年11月30日土曜日
2013年11月8日金曜日
2013-2014 METライブビューイング『エフゲニー・オネーギン』
ニューヨークメトロポリタンオペラのライブビューイング2013-2014シーズンがスタート!
初日の11/2に東劇で見てきました。
演目はプーシキン原作「エフゲニー・オネーギン」
アンナ・ネトレプコもチャイコフスキーも初めて。
なかなか自分では選ばない演目なので、3500円で気軽に楽しめるのは本当に本当にありがたいです。
しかも現地で録画されたのは10/5、とたったの一ヶ月前。
よい時代になりました。
上映時間は3時間45分。
事前にコーヒーを飲んでおきましたが、ドラマチックな展開と、歌と演技の素晴らしさにひきこまれ、あっという間でした。
指揮はゲルギエフとこれまた豪華。
メインの歌手も皆スラブ系で、スラブ文化にどっぷり浸りました。
ロシアでは小学校でこの話を習うんだとか!
ソ連時代の教育では暗誦させれれたそうで、ロシア語圏の人にとっては、相当思い入れの強い作品のようです。
だからきっとチャイコフスキーもオペラにしたのでしょう。
演出も美しく、大満足でした。
出演者のインタビューも楽しいのがMETライブビューイングのよいところ。
司会のデボラ・ヴォイトが手紙のシーンでの気持ちをアンナに聞いたところ、「いろいろな感情が沸き起こり、とても複雑で説明できない」というアンナ。
デボラは「2つか3つでもいいから教えて!」と食い下がるのですが、「無理。。。」と頑なアンナが正直でおかしかった!
メインの男性陣は2人ともポーランド人で、故郷のみんなへのメッセージをポーランド語で嬉々として語るのもほほえましかったです。
次の演目は11/16〜。
忙しい毎日ですが、見に行かれますよう!!
初日の11/2に東劇で見てきました。
演目はプーシキン原作「エフゲニー・オネーギン」
アンナ・ネトレプコもチャイコフスキーも初めて。
なかなか自分では選ばない演目なので、3500円で気軽に楽しめるのは本当に本当にありがたいです。
しかも現地で録画されたのは10/5、とたったの一ヶ月前。
よい時代になりました。
上映時間は3時間45分。
事前にコーヒーを飲んでおきましたが、ドラマチックな展開と、歌と演技の素晴らしさにひきこまれ、あっという間でした。
指揮はゲルギエフとこれまた豪華。
メインの歌手も皆スラブ系で、スラブ文化にどっぷり浸りました。
ロシアでは小学校でこの話を習うんだとか!
ソ連時代の教育では暗誦させれれたそうで、ロシア語圏の人にとっては、相当思い入れの強い作品のようです。
だからきっとチャイコフスキーもオペラにしたのでしょう。
演出も美しく、大満足でした。
出演者のインタビューも楽しいのがMETライブビューイングのよいところ。
司会のデボラ・ヴォイトが手紙のシーンでの気持ちをアンナに聞いたところ、「いろいろな感情が沸き起こり、とても複雑で説明できない」というアンナ。
デボラは「2つか3つでもいいから教えて!」と食い下がるのですが、「無理。。。」と頑なアンナが正直でおかしかった!
メインの男性陣は2人ともポーランド人で、故郷のみんなへのメッセージをポーランド語で嬉々として語るのもほほえましかったです。
次の演目は11/16〜。
忙しい毎日ですが、見に行かれますよう!!
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