2015年4月24日金曜日

統一地方選 千代田区 「土日夜間・議会改革」集会に参加してきました

昨晩、「土日夜間・議会改革」という政治団体の集会に参加してきました。

自宅にチラシが入っていたのがきっかけで知ったこの団体。

最初は千代田区の新しい試みと勘違いし、土日や夜間に議会を傍聴できる新しい試みかと思い、チラシを取っておいたのでした。

↓こちらが入っていたチラシ↓



いざ見に行こうと思い、ウェブサイトをチェックしたら、どうやら今度の地方選に3人候補を出していること、ボランティアを募集していることもわかりました。

ボランティアについて問い合わせたら、パンフレット配布協力、選挙ハガキラベル発送などの作業があるとのこと。

パンフレットの中身を見ずに配布協力はできないので、ラベル貼りのお手伝いに伺いがてら、検索ではわからなかった各候補者の土日夜間議会以外の主義主張もチェックしにいくことにしました。

しかし、土日夜間議会以外の政策や主張についてはまとまっていないとのこと、集会に三候補者がそろうということでしたので、行ってきました。

あいにく一番知名度の高いふかみ英一郎候補者は欠席でしたが、他の二候補者については、質問をすることができました。

きたじまあつ子候補者は、特にお考えはなく、当選してから区民の声を吸い上げたいとのこと、

いわさき孝太郎候補者は、自身の子育てを中心とした住民としての立場と経験から、ご意見はお持ちのようでした。

ふかみ英一郎候補者については、後日メールをいただき、直接質問する機会をいただけるとのこと。

地方議会の活性化、兼業議員を当たり前にして様々な意見を取り入れる、という二点については大いに賛同します。

しかし、私にとって一番大事なのは、土日夜間議会で、何を実現してくれるのか、どういうスタンスで区議会議員として活動するのか、ということ。

各候補者の意見を吟味しつつ、検討をしたいと思います。

三候補者いるのは、三人いると、土日夜間議会実現に向けた条例を出せるからだそうで、事務局としては、割り振られた地域にそって選んでほしいようです。

ご参考までに、チラシの他のページの写真もアップします。







2015年4月20日月曜日

『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』

「ギブ&テイク」という表現がありますが、一方的にテイクする人(テイカー)は敬遠されるもの。

先日、典型的なテイカーと出会い、その心理について調べているうちに、『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』という本に出会いました。

全米トップ・ビジネススクール、ウォートン校の組織心理学者が膨大なリサーチを基に書いた本。

人に惜しみなく与える「ギバー」、真っ先に自分の利益を優先させる「テイカー」、の他、損得のバランスを考える人「マッチャー」という3つのタイプが出てきます。

「マッチャー」については考えたことがなかったのですが、一番多いのだそうです。
自分も得をするなら与える、親切にしてもらったらお礼をする、など、最も一般的な考え方と言えるかもしれません。

タイトル通り、押しが強くて自分のほしいものを手に入れそうなテイカーが最も成功しているのではなく、最も成功しているのはギバー。
ただ、ギバーは二極化しており、取られる一方で成功していないギバーもいるとのこと。

この本はなかなか実用的で、成功するギバーと成功しないギバーの違い、テイカーの見分け方、テイカーからの身の守り方もしっかり書いてあります。

成功するギバーは、自分の利益もきちんと認識をしており、一方的に与えてばかりいるようで、引き際や境界線をしっかりひけているようです。

テイカーは最初はよい印象を与えることが多いものの、エゴが強いのが特徴。
おもしろかったのは、テイカーが成功しない理由の一つとして、マッチャーから悪い評判をたてられてしまう、ということ。

逆にギバーは信頼を積み重ね、すぐにとも直接的にとも限らないけれども、結果的に多くを得ることとなるようです。
ただ、それが目的ではなく、相手のためになろうとする、というのが動機なので、にわかギバーにはそう簡単にはなれないのかなと思います。

著者のサイト(その名もgive and take)では、自分がどのタイプかをチェックできる簡単な心理テストがあります。
英語ですが、やってみるとおもしろいかもしれません。